楽天プレミアムカードメリットデメリットを徹底比較【最新版】

「“楽天経済圏×旅行”がある人には“年会費の戻り”が早い」

楽天プレミアムカードメリットデメリットを簡単にまとめると、

メリットは①楽天市場の特典（要登録）でポイント倍率を底上げでき、②プライオリティ・パス（デジタル会員証）で世界1,700か所超の空港ラウンジに入れること、③旅行保険やETC年会費無料などトラベル系の同梱特典がまとまっていることです。さらに、通常還元1％や家族カードなど基礎力も標準以上です。

デメリットは、年会費11,000円（税込）がかかること、そして特典は“登録や条件”が必要で“使わない月はムダ”になりやすいこと、さらにプログラム内容が改定される可能性があることです。

Rico*

楽天市場で月1〜2回しっかり買う＋年に何度か飛行機に乗る人は、楽天プレミアムカードメリットデメリットのメリット側が上回りやすいというのが本記事の主張です。

公式ページの情報をもとに、現行の代表カードを俯瞰します（年会費・枠・付帯の概況）。楽天プレミアムカード

カード	年会費（税込）	目安枠	基本還元	ETC年会費	主な付帯
楽天カード	無料	〜100万円	1%	550円	海外旅行保険（利用付帯）ほか
楽天ゴールドカード	2,200円	〜200万円	1%	無料	旅行保険強化等
楽天プレミアムカード	11,000円	〜300万円	1%	無料	プライオリティ・パス（デジタル会員証）、国内・海外旅行保険、動産総合保険ほか
楽天ブラックカード	33,000円	〜1,000万円	1%	無料	コンシェルジュ等

つまり、旅行×楽天市場の利用頻度があるなら、楽天プレミアムカードは年会費と特典の釣り合いが取りやすい“準ハイエンド”です。楽天カード

まず、楽天プレミアムカードは楽天e-NAVIから特典登録をする運用が前提です。さらに、2025年1月15日以降は新規登録できるのが「楽天市場特典」のみとなりました（既存の選択は移行ルールあり）。

そのため、火木の倍率アップ等の“お得枠”を“使う月”に合わせて活用するのが効率的です。楽天カード

2025年1月15日からメンバーズカード→アプリの“デジタル会員証”に移行しました。したがって楽天e-NAVIで招待コードを取得→Priority Passアプリで即時発行→QR提示で入室という運用に変わっています。

つまり、出発直前でも発行できるのが大きな進化です。なお、Priority Passは世界1,700以上の空港ラウンジ・体験にアクセスできます。参考：プライオリティパス入門

さらに、旅行傷害保険（海外・国内）や動産総合保険、家族カード、ETC年会費無料など「旅行×カーライフ」に寄った付帯が多いのも強みです。つまり、旅の頻度が高い人ほどハマりやすいのがプレミアムです。

一方で、使う月が薄いと固定費になります。したがって、楽天市場の大型セールやSPUの達成計画をざっくりでも決めてから入会すると失敗しにくいです（SPUの倍率・上限は都度確認）。楽天市場

さらに、特典登録の手間や適用日の縛りがあります。つまり「登録し忘れて買い物済み」は最ももったいないパターンです。e-NAVIでの事前登録→カレンダー化で回避しましょう。

また、SPUや特典は変更されることがあります。したがって、楽天公式の該当ページとPriority Passの最新情報をブックマークしておきましょう。

シーン	想定支出	想定加点	想定ポイント	メモ
楽天市場で月5万円×12か月	年60万円	+α（特典・SPU）	6,000pt（基本1%）＋特典分	基本還元だけでも6,000円相当。特典・SPUで加速
楽天スーパーSALE等で年20万円	年20万円	+α	2,000pt＋特典分	セール時×登録日の合わせ技が鍵
海外旅行×2回（ラウンジ利用）	—	—	現金価値換算	ラウンジ2〜4回で体感価値が乗る

つまり、楽天市場の年40〜60万円前後＋旅行年1〜2回なら、ポイント＋ラウンジの合算価値で実質プラスにできる可能性が高いです。さらに、スーパーSALEや買い回りと合わせると回収は早まります（最新の倍率・ルールは必ず公式を参照）。楽天公式

ユーザータイプ	刺さるメリット	気をつけるデメリット	ひとこと戦略
楽天市場ヘビーユーザー	特典登録で倍率底上げ	登録忘れ・上限	カレンダー化＆リマインド
出張・旅行が多い	プライオリティ・パス	ラウンジの場所・混雑	アプリ発行→QR入室で当日もOK
車移動多め	ETC年会費無料	使わないと恩恵なし	通勤・高速の固定利用で確実に回収
家族会計を一本化	家族カード	家計管理が雑になる	家計簿アプリ連携で可視化