もくじ
はじめに|なぜ今FinTechアプリが熱いのか?
さて、2025年現在日本国内で家計簿アプリを中心にFinTech(金融テクノロジー)アプリの利用が急増しています。
特に家計簿アプリ、投資アプリ、送金・決済アプリは、インストール率が前年比 +50% 以上と爆発的に伸びており、生活の中で「お金を扱う方法」が急速にデジタル化しているのです。
そして背景には以下の要因があります。
-
キャッシュレス決済比率の上昇(政府目標は2025年までに40%以上)
-
若年層を中心とした投資・資産形成ブーム
-
銀行・証券・保険業界によるデジタル戦略強化
-
個人事業主・副業ブームによる会計管理ニーズ
👉 この記事では、2025年に日本で急成長中のFinTechアプリを徹底特集し、それぞれの特徴・口コミ・メリットデメリットを整理していきます!
FinTechアプリの市場規模と成長率
まずは市場全体の成長スピードを確認してみましょう。
項目 | 数値(2025年時点) | 前年比 |
---|---|---|
FinTechアプリ市場規模 | 約5,200億円 | +38% |
利用者数 | 5,500万人 | +25% |
平均月間利用時間 | 約14.3時間 | +12% |
家計簿アプリ利用率 | 28% | +9pt |
投資アプリ利用率 | 22% | +11pt |
決済・送金アプリ利用率 | 41% | +7pt |
👉 特に投資系アプリの成長率が目覚ましく、株式投資だけでなくポイント投資・少額積立投資の需要が爆発的に増えています。
急成長中のFinTechアプリカテゴリ別ランキング
そしてここからはカテゴリ別に、今インストール率が急上昇しているアプリを紹介します。
1. 家計簿・資産管理アプリ
アプリ名 | 特徴 | 強み | 弱み |
---|---|---|---|
マネーフォワードME | 銀行・証券・カードを自動連携 | グラフで可視化、資産推移を一目で確認 | 無料版は連携数制限あり |
Zaim | シンプルなUIと手入力機能 | 初心者にわかりやすい | 投資や資産形成には弱い |
サービス終了 | 投資資産の可視化が得意 | 利用者層は投資中級者以上 |
👉 家計簿アプリは金融アプリの代表格で「ただ支出を記録する」だけでなく、投資・保険・ローンまで資産全体の見える化が進んでいるのがトレンドです。
2. 投資・資産形成アプリ
アプリ名 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
SBI証券アプリ | 株式・投信からNISAまで幅広く対応 | 国内最大級の銘柄数 | UIがやや複雑 |
LINE証券 | LINEアプリから気軽に投資 | 少額投資&LINEポイント投資 | 本格投資には不向き |
WealthNavi | ロボアドバイザーで自動運用 | 投資初心者に最適 | 手数料1%がネック |
PayPay証券 | 1,000円から有名株に投資可 | 誰でも簡単に米国株 | 長期投資にはやや割高 |
👉 特に**WealthNavi(ロボアド投資)やPayPay証券(少額投資)**は若年層に人気。リスク分散を自動で行ってくれるサービスは、忙しい社会人から支持を得ています。
👇関連記事あわせてチェック
3. 決済・送金アプリ
👉 決済アプリは「ポイント経済圏」と強く結びついているため、楽天ペイやPayPayの利用が伸びています。
口コミ・ユーザーレビューまとめ
実際に代表的な口コミをカテゴリ別にまとめました。
カテゴリ | 良い口コミ | 悪い口コミ |
---|---|---|
家計簿 | 「銀行口座を自動連携できるのが便利」 | 「無料版だと連携数が少ない」 |
投資 | 「少額から投資できて始めやすい」 | 「手数料が思ったより高い」 |
決済 | 「キャンペーンや還元率が魅力」 | 「アプリによって対応店舗に差がある」 |
FinTechアプリが人気の理由
✅ 無料で始められる
まずほとんどのアプリは基本無料。課金しても月数百円~数千円程度。
✅ 投資のハードルが下がった
さらに「100円から積立投資」「1株から米国株投資」が当たり前に。
✅ 生活導線に組み込まれた
LINE、PayPay、楽天といった生活アプリ内で投資や送金ができる。
👉 これにより「自然に使い続けられる金融サービス」が広がっています。
2025年のトレンド予測
今後さらに伸びると予想される分野は以下の3つです。
-
AI家計簿アプリ
ChatGPTのようなAIが支出を分析し、節約方法を提案。 -
ポイント投資プラットフォーム
楽天ポイント、dポイント、PayPayポイントを使った投資が主流化。 -
Web3 × FinTech
暗号資産やNFTを活用した新しい資産形成アプリが台頭。
まとめ|家計簿アプリをはじめとする金融FinTechアプリは「お金のインフラ」へ
-
日本のFinTechアプリ市場は 前年比+50%以上の成長
-
家計簿・投資・決済の3カテゴリが特に急成長
-
無料で始められ、生活に溶け込んでいるのが強み
👉 2025年は「お金の扱い方が変わる」年。
家計簿アプリをはじめとした金融FinTechアプリはもはや一時的なブームではなく、新しい生活インフラになりつつあります。
✅ 関連記事リンク